奈辺書房

不確かなこと日記。

選ばれるセンス

あまりセンスって言葉を使いたくないのだけど、最近は「選ばれるセンス」を持っている人は存在すると感じる。

 

僕はね、選ばれない側なんだと思うのですよ。それもめちゃめちゃに選ばれない方の部類。就職活動で言えば、面接前に書類で落とされるみたいな感じ。恋愛で言えば、良い友達どまり。

 

選ばれるってことは、簡単に言えばモテること。モテるってなんなんだろう。謙遜でもなんでもなくモテない人間だから、その感覚がよくわからない。

 

こうしたらモテる、っていう公式があるのだろうか。少なくとも、相手が喜ぶことをあまりストレスなく行える人というのはモテるのだと思う。どうしても自分を優先してしまい、保身に走ってしまう僕みたいな人間は選ばれなくて正解なのかもしれない。うまいこと出来てるんだなあ、世界って。

 

でもね、自分のことばかり考えていても変な自信がある時って、案外選ばれる気がするんですよ。

 

根拠の無い自信を突き通せる馬鹿って傍から見たら本当に馬鹿だけど、目の前で勢いをぶつけられてしまうと非現実でドラマチックで青臭くてちょっと良いなって思ってしまう。根拠の無いことに邁進できてしまう勇気が羨ましく思えてしまう。結局、勇気のない人って頼りないし、それなら勇気のある馬鹿の方が幾分かマシだよね。

 

選ばれるってなんなんだろうなあ。