奈辺書房

不確かなこと日記。

だいたいのことがよくわからなくて、なにも感じないという叫び

感情の動く波が突然ピタッと止まる瞬間がある。

 

最近は自分の言葉とか自分の考えみたいな、地に足の着いた心の動きが足りない気がする。何を見ても、他の誰かのものさしや言語を介してしまう。自分がどう感じれば正解なのかばかり考えてしまう。素直に感じたことをそのまま、ということの「素直」がわからない。感情が右にも左にも動いていないのだから、何も感じなかったとしか言えない。気づいたら嘘ばかりついてる。思ってもいないことを熱を込めて伝える。言い終わったあと、自分にたいして情けなく思う。正しい人の正しい意見がそうでない人の首を絞める。差別や格差を取り締まろうとする人の思いやりが新しい差別や格差を生んでいる。誰が整形したとか本当にどうでもいい。「〜と言っている人」を批判する人を批判する人、それらすべてを構造的に捉えていて自分は中立の立場にいると信じて疑わない人は大衆であることに気づきたくなくて、もう後に引けなくなってる。おもしろくない人がおもしろくない人とおもしろそうにしているのがマジでおもしろくない。「丁寧な文章」に気を取られて、なにも書いていない人の顔を見てみたい。そういう人は言葉の解像度が低い。「◯◯主義」とか「◯◯論」とか「◯◯性」を曲解してる。そういうことにげんなりする。界隈とかコミュニティのなかで痴情のもつれによって厄介事を起こす人は本当にめんどくさい。相談をしてくる人はなにも聞いてない。なにも聞いてないから、僕もなにも言わないようになった。そういうことを本当にくだらないと思ってる。前向きな言葉を使いましょうみたいなお説教はやめろ、ここは言葉の焼却炉だ。いつも不満を抱えている。気づいたらしかめっ面になっている。これはよくないと思って無理に口角を上げてみるが、慣れていないから上手くいかない。

 

こういう感じがずっと続いてる。